天神山墳丘墓


燃える男の赤いトラクター・・もとい鳥居



下地区の児童公園裏山に、天神宮が鎮座しています。
登ったことはなくても、ふもとに真っ赤な鳥居が建っているのをご存知の方は多いのではないでしょうか。
真っ赤な鳥居といえば稲荷神社を連想しますが、なぜ天神様の鳥居が真っ赤なのかは謎に包まれています。(大げさ)


方形のマウンドがわかりますか?



さて山頂の社殿、実は弥生時代の墳丘墓の上に築かれているのです!
東西16m、南北13mの方形台状墓とされています。
大昔、瀬戸一帯を支配していた有力者が眠っているのです。
かつては尊敬の念をこめて人々が見上げていた墳丘墓、今は形を変え天神様の山として信仰の対象となっているのです。
神社があるだけあって、比較的登りやすいです。
これだけアクセスしやすい弥生墳丘墓も珍しいです。
少々急ですが、ザ・山道といった風情のツヅラ折れの道がついており、登頂は簡単でしょう。
管理人が小学生だったか幼稚園だったか、授業で登った記憶があるのですが今もそんな授業があるのだろうか・・
もちろん、授業の内容など歴史の彼方に置いて来てしまいましたよ(遠い目)


帰る鳥かなたの空を振り返り何を思うか天神の山



バチあたりな管理人・・天神様のご加護があるようにしっかりと拝んで帰路に着きました。

○参考文献
『瀬戸町誌』