新田陣山（龍口山）登山コース
玉井丸山古墳のあたりから西を見ると、鉄塔がいくつか建っている山を見上げることができます。
こちらの山、実は登山道が整備された里山登山の穴場となっているのです！
さあ、ジェントルマン、ちょいと登って御覧なさい。
山ガールとの素敵な出会いが待っているかもしれませんよ。
管理人も少しワクワクしながら登ってみました！
素盞嗚神社参道から登山開始！
旧山陽町側からも登れますが、瀬戸町観光観光文化協会的には観音寺からの登山をオススメします！
観音寺の素盞嗚神社裏が登山口です。
神社まで車で登れますが、せっかくなので神社参道から登山開始してみてはいかがでしょうか。
神社本殿後ろの鉄塔保守用の標識が目印です。
下草を刈ってくれているので快適に登ることができます。
走って登れるほど快適
目に鮮やかな山ツツジ
春に登ると道沿いをツツジが彩っています。
ツツジに負けないくらい艶やかな山ガールには、まだ出会うことができません。
ちょっと息があがる斜面を登っていきます。
山道からの眺望
ところどころ、眺望がきくところがあります。
遠く熊山を超え、和気、三石方面も見通せました。
石柱発見
道沿いに石柱が。
玉井小学校林と書いてあります。
玉井小学校は歴史の彼方の存在となりましたが、こんなところに遺物があるとはびっくりです。
山頂付近の鉄塔
山中には鉄塔がいくつも建っています。
どうも中国電力とＪＲの鉄塔がある模様です。
鉄塔マニアの方は鉄塔マップ片手に登ってきたら楽しいでしょうね。鉄塔マップがあるのか知りませんが。
潮見塚古墳
山頂付近の鉄塔を過ぎると道の左側手に潮見塚古墳があります。
今日の管理人の本命はこの古墳でした。
この胸の高鳴り、恋かしら、息切れかしら。
山頂はここからあと少し、ラストスパートです！
山頂の桜
山頂には彼岸桜が。満開から少し時期が過ぎてしまいました。
ここまで登ってきても桜のように可憐な山ガールには出会いません。おかしいなあ？
もう頂上目前ですよ？
頂上三角点
妄想しているうちに三角点に到着してしまいました。
標高２９１．８ｍ。なかなかの高さです。
山頂付近は室町時代の陣地跡「一の陣、二の陣」とされています。
南朝の武将である新田義貞あるいは脇屋義助の陣跡との伝承があるそうです。
一の陣には土塁跡があるとされていますが、現在はよく分かりません。
二の陣には堀らしき跡があるとのことなので寄り道してみましたが、こちらはひどいヤブの中でやはり遺構は確認できず。残念。
つわものどもの夢の跡にロマンを感じつつ、（山ガールに未練を残しつつ）ふもとへの帰路に着きました。
経路図はこちら。
山深いので変な方向に行かないように注意してください。
最近はスマートフォンでＧＰＳアプリもありますので上記地図からＧＰＳログを読み込んで参考にしてもよいでしょう。
それでは山ガールとの素敵な出会いがありますように！
○参考文献
『瀬戸町誌』